NEWS／TOPICS秋の特別行事

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

法律経済学科の1年生は、後期授業の校外学習として9月に「裁判傍聴」、10月19日には「防衛省見学会」を実施いたしました。見学会の様子を簡単にお知らせします。

〖東京地方裁判所〗裁判傍聴

東京メトロ「霞が関駅」A１出口のすぐ前に東京地方裁判所はあります。正面玄関で厳重な手荷物検査を受けて1階ホールに進み、この時点でやや緊張。開廷ディスプレイ（タブレット）で当日予定の裁判内容・法廷番号をいくつかチェックした後、エレベータを利用していざ法廷へ。
「客引き」に関する事件ではテレビドラマで観るように、裁判官、検察官、弁護人のそれぞれの仕事内容がある程度理解出来ましたが、「保護責任者遺棄事件」などは被告人が複数人いること、裁判の審理の途中であることの理由から内容が複雑で理解が難しい裁判でもありました。また、被告人が法廷内に入る際には制服姿の2人の刑務官に拘束されているのを見て緊張感がぐっと増しました。午後は各自、関心のある裁判を傍聴しましたが、お金や暴力、殺人容疑や覚醒剤に関わる事件など普段ニュースで何気に見聞きしていたものが、実は私たちの身近にあるのだという事をつくづく実感しました。

〖防衛省〗見学会

新コロナ感染流行のため2020年より中止になっていた見学会が再開されました！！　防衛省正門前にて広報担当の職員さんから身分証の入念なチェクを受けた後、約1万人の職員さんや自衛隊員の方が勤務するという広大な施設の中を庁舎A棟や儀仗（ぎじょう）広場を通り、「市谷記念館」に案内されます。昭和21年（1946）から「極東軍事裁判」の法廷としても使用された歴史的建築物として移築・復元された建物です。1階大講堂には当時の貴重な写真や資料が展示されています。2階では昭和天皇陛下のご休憩所として使用されて旧便殿の間（びんでんのま）と旧陸軍大臣室を見学しました。1970年に作家の三島由紀夫氏が総監を人質に立てこもった「三島事件」の場所でもあります。戦争の歴史や事件の背景をしっかりと事前学習をしていたおかげで係の方の説明が良く分かりました。しばらく歩いて移動した後はリニューアルされた「広報展示室」、職員さんや自衛隊の方が利用される食堂、図書館や保育室も完備されている厚生棟に案内され休憩となりました。コンビニ、カフェも売店では自衛隊員の制服も販売しているにはビックリ！　おみやげにTV番組でも紹介された「炎の大作戦　ロシアンルーレット式」を面白半分に買ってみました。
広報担当の方や係の方、ご案内ありがとうございました。